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ソーダ珪灰石 (そーだけいかいせき、曹灰針石、Pectolite、ペクトライト、Larimar、ラリマー)

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 ソーダ珪灰石(そーだけいかいせき、曹灰針石、Pectolite、ペクトライト、Larimar、ラリマー)は珪灰石グループ、ソーダ珪灰石 - セラン石系列に属するナトリウムとカルシウムのイノ珪酸塩鉱物(単鎖)(三斜晶系)で、珪灰石にナトリウムと水酸基が加わったものに相当します。大部分は三斜晶系ですが単斜型のポリタイプ (Pectolite-M2abc)も知られています。

 蛇紋岩などの超塩基性岩中に脈状をなして、また玄武岩の空隙に沸石や葡萄石、方解石、石英などを伴って産し、またはアルカリ火山岩中の造岩鉱物として雲母や橄欖石を伴って産し、あるいは変成岩中にも産します。珪灰石とは外見も結晶構造も成分も似ていますが、珪灰石が主に石灰岩と花崗岩質マグマが接触したことによる接触交代鉱床(スカルン)に産し沸石を伴わないなど、産状が大きく異なります。

 自形の結晶形は板状、柱状、針状でしばしばその針状結晶が放射状に集合し球状集合をなします。硬度は4.5~5とさほど高くはありませんが、その針状結晶が緻密に集合することにより強靭な集合体を形成します。

 色は無~白~灰色ですが、マンガンを含み淡赤色を呈することがあります (Manganpectolite、マンガノペクトライト、スキゾ石、Schizolite、スキゾライトという別名があります)。また混入した四価のバナジウムイオン(二価の銅イオンという説もあります)によって帯緑淡青~淡青色を呈するものはラリマー (Larimar)と呼ばれ、高値で取引されています。

 英名のPectoliteはその針状集合の緻密さにちなみ、ギリシャ語で「緻密な」を意味する「πηκτοζ (pektos)」から、ドイツの鉱物学者ヴォルフガング・クサーヴァー・フランツ・リッター・フォン・コーベル (Wolfgang Xavier Franz Ritter von Kobell(1803-1882))によって1828年に命名されました。
 またLarimarはラリマーの発見者の1人であるドミニカのミゲル・メンデス (Miguel Mendez)の娘「ラリッサ (Larissa)」とスペイン語で「海」を表す「マール (Mar)」の組み合わせによるものです。

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英名(IMA List) Pectolite
和 名 ソーダ珪灰石(そーだけいかいせき)
分 類 イノ珪酸塩鉱物(単鎖)
グループ/系列 ソーダ珪灰石 - セラン石系列 > 珪灰石グループ > 準輝石(3周期)
結晶系 三斜晶系 (積層タイプのポリタイプとして、 単斜晶系(-A2abc))
化学組成(CNMMN/CNMNC) NaCa2Si3O8(OH)
モース硬度 4 1/2 - 5
比 重 2.84 - 2.90(測定値)、2.87(計算値)
屈折率 nα = 1.594 - 1.610  nβ = 1.603 - 1.614  nγ = 1.631 - 1.642
複屈折性 0.037(Max)
光軸角 (二軸性(+)) 2V = 50° - 63° (測定値)、 2V = 42° - 60° (計算値)
無~白~灰色、淡赤色(スキゾ石、Schizolite)、帯緑淡青~淡青色(ラリマー、Larimar)
条 痕 白色
光 沢 ガラス光沢、針状結晶の集合として絹糸光沢
劈 開 {100} {001} に完全(2方向)
断 口 不平坦
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