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エメラルド(Emerald、緑柱石、りょくちゅうせき、翠玉、緑玉、Beryl、ベリル)

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 エメラルド(Emerald、緑柱石、りょくちゅうせき、翠玉、緑玉、Beryl、ベリル)はベリリウムとアルミニウムのサイクロ珪酸塩鉱物(六方晶系)である緑柱石のうち、緑色をしたものの宝石名です。

 エメラルドは花崗岩ペグマタイト中に産し、また交代変成作用を受けた石灰岩中や雲母片岩中にも産します。

 自形の結晶形は六角柱です。

 色は緑色で、これは三価のクロムイオンに起因します。他にバナジウムと鉄による発色のものもあり、これをエメラルドとするかどうか議論された歴史があります。

 エメラルドの原石は内部に液体などの内包物やクラック(ひび割れ)が入っているものがほとんどです。そこでオイルや樹脂に浸すなどしてクラックを埋めます。これはエメラルドをカットした際に露出したクラックから内包物である液体が流出して空気が入り、その空気がへこみを白く目立たせてしまい全体の質を下がってしまうのを防ぐためです。こうやって化学処理されたものが宝石として流通しています。
 また、多くのエメラルドが内部にクラックを抱えているため、硬度は7.5~8と高いにも関わらず、エメラルドは非常に脆い鉱物です。原石に樹脂を含浸させるのはこの脆さを改善する意味もあります。

 エメラルドにはごく稀にキャッツアイ効果やスター効果(カボションカットした石に光の帯が現れる現象)を示すものがあります。また稀に、トラピッチェ(Trapiche)という雪の結晶のような模様を示すものもあります。

 英名のEmeraldはサンスクリット語で「緑色の石」を意味する「smarakata」が語源で、これがギリシャ語で「σμάραγδος (smaragdos)」に変化し、それがフランス語の「esmeraude」となり、現在の「emerald」になりました。そしてこの語はもともとは様々な緑色の石に付けられていた名称だったようです。

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英名(IMA List) Beryl
和 名 緑柱石(りょくちゅうせき)
分 類 サイクロ珪酸塩鉱物(単環)
グループ/系列 緑柱石グループ
結晶系 六方晶系
化学組成(CNMMN/CNMNC) Be3Al2Si6O18
モース硬度 7 1/2 - 8
比 重 2.63 - 2.92(実測値)、2.640(計算値)
屈折率 nω = 1.568 - 1.602  nε = 1.564 - 1.595
複屈折性 δ = 0.004 - 0.007(Max)
光学性 一軸性(-)
無~白色、淡黄緑~淡緑~淡青緑~淡青~濃青色、帯緑淡黄~淡黄~淡橙色、帯橙淡赤~淡赤~赤紫色など
条 痕 白色
光 沢 ガラス光沢~亜ガラス光沢、樹脂光沢、蝋光沢、脂肪光沢
劈 開 {0001} に不完全(1方向)
断 口 貝殻状~不平坦
原 石 タンブル アクセサリー
エメラルド 原石 エメラルド タンブル エメラルド アクセサリー
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