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ラブラドライト (灰長石、かいちょうせき、Anorthite、アノーサイト、ラブラドル長石、labradorite)

 ラブラドライト (灰長石、かいちょうせき、Anorthite、アノーサイト、ラブラドル長石、Labradorite)は長石グループに属する、ナトリウムとカルシウム、アルミニウムの珪酸塩鉱物(三斜晶系)です。

 ラブラドライトは以前は曹灰長石の英名とされていましたが、長石の分類基準が変更され、現在においては正式な鉱物名(独立種)ではなく灰長石の一種とされています(下述)。

 ラブラドライトは岩石の主要構成鉱物として、あるいは塊状にて広く産します。

 ラブラドライトは曹長石と灰長石の固溶体(結晶構造を保ちつつ互いに混ざり合ったもの)です、この2つの鉱物の間はその混ざり具合において成分が連続しており(連続固溶体といいます)、それらは以前は斜長石系列とよばれていました。斜長石系列の鉱物は曹長石と灰長石にこの2種を端成分とした中間種である灰曹長石、中性長石、曹灰長石、亜灰長石を加えた6種類に細分化されていましたが、95年から99年の間に長石の分類基準が変わり、現在ではこれらの中間種名は使用されなくなりました。そして斜長石という用語も無くなり、端成分である曹長石と灰長石だけになりました。ラブラドライトは当時は曹灰長石と呼ばれていましたが、混ざり合いの割合はAb50An50~Ab30An70で(Abは曹長石(Albite)、Anは灰長石(Anorthite)を意味します。数字は%です)、灰長石の成分が多いので、ラブラドライトは現在は灰長石の一種とされています。ラブラドライトは現在においては独立種から外されたため国際鉱物学連合(IMA)のリストには掲載されていません(曹長石と灰長石は掲載されています)。

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 独特の光彩(ラブラドレッセンス)を放ちますが、これはラブラドライトがクリプトパーサイト構造(鉱物が層状になっている構造でそれぞれの層は電子顕微鏡でないと確認できないほどの薄さ)になっており、曹長石と灰長石が交互に折り重なる構造に起因します。そして、それぞれの層の界面で反射した光が干渉し、特定の波長が強調されて色となって見えます。この光彩は一定の方向からしか見えず、結晶軸のb軸方向(劈開面に沿った方向)から見るとこの光彩が確認できます。

 1940年にはフィンランドのユレマで黒っぽい地に虹色の光彩を示すラブラドライトが見つかり、そのスペクトルの虹色からスペクトロライト(Spectrolite)と呼ばれています。

 英名のLabradoriteは1770年にカナダのラブラドル半島の海岸の沖にあるセント・ポール島(St Paul's Island)でモラヴィア(当時の神聖ローマ帝国内のオーストリア・ハンガリー帝国領で、現在のチェコ共和国)の教宣教師が発見したことから命名されました。

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