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灰礬柘榴石 (かいばんざくろいし、Grossular、グロッシュラー、グロシュラ、グロシュラー、Grossularite、グロッシュラライト)

 灰礬柘榴石 (かいばんざくろいし、Grossular、グロッシュラー、グロシュラ、グロシュラー、Grossularite、グロッシュラライト)は柘榴石グループに属するカルシウムとアルミニウムのネソ珪酸塩鉱物(等軸晶系)です。

 スカルン中や蛇紋岩などの超塩基性岩、広域変成岩中に産します。特に石灰岩接触変成帯のスカルン鉱物としては最もふつうに産するもので、灰重石を伴うスカルン鉱床の主成分となります。

 灰鉄柘榴石の間に連続固溶体を形成し結晶構造を保ちつつ互いに自由な比率で混ざり合い、また灰クロム柘榴石との間に固溶体を形成し互いに混ざり合います(この三者の系列をウグランダイトといいます)、特に灰鉄柘榴石とよく混ざり合います(この系列をグランダイトといいます。鉄とアルミニウムはイオンの大きさが近いためお互いが元素を交換し合い自由な比率で混ざり合うことが可能ですが、クロムはアルミニウムとイオンの大きさが異なるため、灰クロム柘榴石とは自由に混ざり合うことが出来ません)。

 自形の結晶形は純粋なものでは斜方十二面体がふうつで、鉄分が多くなると偏菱二十四面体の面が現れる傾向がある事が知られています。

 色は、通常は黄褐~赤褐色ですが、鉄の含有量が少ないものは白~淡い黄緑色を呈します。淡赤を呈する場合もあります。褐色で透明なものはヘッソナイト(Hessonite)という別名が付きます。またバナジウムの混入によりエメラルドのような鮮やかな緑色になったものはツァボライト(Tsavorite)と呼ばれ透明度の高いものは美しい宝石になります。このバナジウムの含有量がアルミニウムの含有量を凌駕すると灰バナジン柘榴石(Goldmanite、ゴールドマナイト)という別の種になります。

 英名のGrossularはもともと「シナモン石(cinnamon stone)と呼ばれており、それを鉄、クロムが混入した灰礬柘榴石の黄緑の色彩からユキノシタ科の落葉低木セイヨウスグリを意味するラテン語の「grossularium」にちなみ、ドイツの地質学者で鉱物分類法の基礎を築いたアブラハム・ゴットロープ・ウェルナー (Abraham Gottlob Werner (1749-1817))が1808年に改名しました。

原 石
灰礬柘榴石 原石
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