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水亜鉛銅鉱(すいあえんどうこう、緑亜鉛鉱、緑亜鉛銅鉱、Aurichalcite、オーリチャルサイト)

 水亜鉛銅鉱(すいあえんどうこう、緑亜鉛鉱、緑亜鉛銅鉱、Aurichalcite、オーリチャルサイト)は亜鉛と銅の炭酸塩鉱物(斜方晶系)で、6分子の水酸基を含みます。この亜鉛と銅の比率は75:25~60:40程度の幅があります。
 銅、鉛、亜鉛鉱床(スカルン)の酸化帯に産し、石英、孔雀石、亜鉛孔雀石、菱亜鉛鉱、水亜鉛土(水亜鉛銅鉱の銅を欠き亜鉛だけのもので単斜晶系)、異極鉱、方解石、閃亜鉛鉱、黄銅鉱などを伴います。黄銅鉱と閃亜鉛鉱を初生鉱物(一次鉱物ともいい、マグマや熱水などから最初に出来た鉱物)とし黄銅鉱と閃亜鉛鉱の二次鉱物(既存の鉱物が変成作用や変質作用を受けて生成した鉱物)として生成する場合はそれらの鉱物と共存しますが、多くの産地では銅鉱物や亜鉛鉱物の二次鉱物である孔雀石と菱亜鉛鉱を母鉱物として生成します。

 自形結晶は薄い鱗片状、繊維状で、これが集合し放射状、皮殻状、粒状をなし、また微細な結晶が皮殻状をなします。
 色は淡帯緑青~青緑で、真珠光沢を有します。
 硬度は1~2と大変軟らかく、また非常に脆いので、取り扱いには注意が必要です。

 英名のAurichalciteはその構成成分である銅と亜鉛(これは真鍮の成分でもある)にちなみ、ギリシャ語で「山の銅」「真鍮」を意味する「ορείχαλκος (oreichalkos)」にちなむという説と、精錬すると黄金色の銅(真鍮)が得られるため、ラテン語で「金を含む」を意味する「auriferous」とギリシャ語で「銅」を意味する「Χαλκό (Chalko)」にちなむという説があり、ドイツの化学者ルドルフ・クリスチャン・ベットガー(Rudolf Christian Böttger (1806-1881))によって1839年に命名されました。
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