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閃亜鉛鉱(せんあえんこう、銅地、Sphalerite、スファレライト、Zinc Blende、ジンクブレンド)

 閃亜鉛鉱(せんあえんこう、銅地、Sphalerite、スファレライト、Zinc Blende、ジンクブレンド)は亜鉛の硫化鉱物(等軸晶系)です。
 不純物として鉄やマンガンなどを含み、純粋なものは無色ですが鉄の含有量が増えるにしたがって緑~黄色~赤褐色~褐色~黒と変化し、鉄の含有量は最大で26%に及びます。褐色で艶のあるものはべっ甲亜鉛ともよばれ美しいコレクションになります。

 各種熱水脈、接触交代鉱床(スカルン鉱床)、黒鉱鉱床などに方鉛鉱、黄銅鉱、黄鉄鉱、四面銅鉱などをよく伴って広く産します。

 自形の結晶形は四面体、十二面体、六面体のものが多く、色は鉄の含有量によって透明度の高い黄色から黄褐色~赤褐色~褐色~黒と変化し、条痕は白色~黄褐色まで変化します。このため同定が難しい鉱物とされています。劈開は二方向に完全な劈開を持ち、結晶面や劈開面では強い樹脂光沢~亜金属光沢、あるいは金剛光沢を示します。

 亜鉛の最もふつうで重要な鉱石鉱物です。閃亜鉛鉱は副成分として鉄やマンガンの他に、インジウム、ガリウム、カドミウム、ゲルマニウムなどを含むことがあり、これらの重要な鉱石鉱物となる場合があります。


 英名のSphaleriteは閃亜鉛鉱の黒い物が方鉛鉱と似ているが鉛を含まないことから、ギリシャ語で「裏切り」や「ごまかし」、「あてにならない」を意味する「σφαλεροζ (sphalerons)」から鉱物学者、地質学者、古生物学者のエルンスト・フリードリッヒ・グロッカー(Ernst Friedrich Glocker(1793-1858))によって1847年に命名されました。閃亜鉛鉱は元々Zinc Blende あるいは単に Blendeと呼ばれており(こちらの通称名の方が普及しています)、こちらは鉱山学の父として知られるドイツの鉱山学者で鉱物学者のゲオルク・アグリコラ(Georgius Agricola (出生名Georg Bauer)(1494-1555))によって1546年に命名されました。
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