FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

胆礬(たんばん、Chalcanthite、カルカンサイト、カルカンタイト、チャルカンタイト)

 胆礬(たんばん、Chalcanthite、カルカンサイト、カルカンタイト、チャルカンタイト)は銅の含水硫酸塩鉱物(三斜晶系)で、硫化銅鉱床の酸化帯に二次鉱物として生成し、大量に産出すれば銅の鉱石鉱物となります。

 色は透明~半透明の青~帯緑青~緑色です。自形の結晶形は板状や柱状、針状で、多くは集合として塊状、葡萄状、鍾乳状、皮殻状、霜柱状をなします。

 化学的には硫酸銅(II)の結晶で5分子の結晶水を含み(五水和物)、温度を上げると徐々に水分子を失い、250℃以上に熱すると水分子を全て失って無水硫酸銅の白い粉末になります。溶液は結晶と同じ青色で、その中に鉄片を入れると表面に銅が着生します。

 硫酸銅(II)は非常に結晶しやすい性質があり、中学校の理科の授業で小さな種結晶を硫酸銅水溶液中に糸でつるして大きな結晶を作る実験をした経験のある方も多いかと思います。しかし自然界の胆礬となると、理科の実験で作るような大きな結晶にはなりません。

 硬度が2.5と低く、また非常に脆く壊れやすい鉱物で、水に溶けやすく、その反面乾燥し過ぎるとさらに脆くなるので保管には注意が必要です。

 英名のChalcanthiteはギリシャ語で「銅」を意味する「χαλκός(chalkos)」と、「花」を意味する「ανθος(anthos)」に由来します。
関連記事

テーマ : 実用・役に立つ話
ジャンル : 趣味・実用

tag : た行 カ行 タ行 C

検索フォーム
和名 頭文字検索
頭文字から探す

か行 ア行 あ行 は行 サ行 ハ行 さ行 カ行 C た行 A S ら行 タ行 P B E D T ラ行 マ行 O G M H や行 K W ま行 J Z L V な行 R ヤ行 コ行 ビ行 ワ行 ヒ行 コラム U ス行 F ナ行 N ク行 

リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。