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蛍石 (ほたるいし、Fluorite、フローライト、フルオライト)

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 蛍石(ほたるいし、Fluorite、フローライト、フルオライト)は蛍石グループに属する弗素によるカルシウムのハロゲン化鉱物で、化学的にはフッ化カルシウムの結晶です。

 蛍石は花崗岩ペグマタイト、低~中温、高温熱水脈、スカルン鉱床、黒鉱鉱床などに塊状、自形結晶にて広く産します。

 自形の結晶形の多くは立方体ですが、中には正八面体や菱形十二面体のものもあり、またそれらが組み合わさったもの(集形)もみられます。

 完全な劈開を持ち、正八面体の方向に容易に割れます。この特性を利用して、塊状の蛍石を八面体に加工したものもよく見かけます。

 色は無色透明のものから、緑色、紫色、黄色、青色、淡赤色など非常に豊富です。

 モース硬度は4と比較的軟らかく、ナイフの刃で傷を付ける事が出来ます。蛍石はモース硬度4の標準鉱物です。

 熱によって発光する性質があります。また不純物として希土類元素を含む一部の蛍石は紫外線によって蛍光や燐光を示します。ロジャリー鉱山(イギリス)の蛍石は蛍光性が顕著で、紫外線によって青白色に強く蛍光し、太陽光下においても日光に含まれる紫外線によって蛍光して青みを帯びます。

 産業においては、アルミニウムの精錬、製鉄用の融剤に利用されるほか、フッ化水素製造の重要な鉱石鉱物となっています。

 また蛍石は高価なレンズの材料としても利用されてきました。(現在において、半導体ステッパーや顕微鏡などに使われるような高精度レンズ向けの蛍石は、フッ化カルシウムの人工結晶であり、正式な鉱物としての蛍石ではありません)。

 製鉄の際に蛍石を鉄鉱石にフラックス(融剤)として混ぜておくと、鉄鉱石だけを熱したときよりも低い温度で鉄が溶け出し、また溶けた鉄の流動性が増して鉄と不純物との分離が容易になる効果があります。そのため蛍石はフラックスとして広く使われてきました。
 英名のFluoriteはこの鉱物が溶鉱炉にてフラックスとして使われたことから、ラテン語で「流れる」を意味する「fluere」にちなみ、イタリアの鉱物学者カルロ・アントニオ (Carlo Antonio Galeani Napione(1756-1814))によって1797年に命名されました。

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英名(IMA List) Fluorite
和 名 蛍石(ほたるいし)
分 類 ハロゲン化鉱物(弗化)
グループ/系列 蛍石グループ
結晶系 等軸晶系
化学組成(CNMMN/CNMNC) CaF2
モース硬度 4
比 重 3.175 - 3.184(- 3.560 レアアースを多く含む場合)(測定値)、3.181(計算値)
屈折率 n = 1.433 - 1.448
複屈折性 無し
光軸角 (等方的)
無色、緑色、紫色、黄~褐色、青色、淡赤色など
条 痕 白色
光 沢 ガラス光沢
劈 開 {111} にきわめて完全(4方向)、{011} に裂開不明瞭
断 口 多片状、亜貝殻状


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